陶器の水皿
夏でも、水がひんやり、ながく。

夏のあいだ、水の温度が気になります。
プラスチックの皿はすぐぬるくなり、金属は音が立ちやすい。 陶器は、ひんやりとした温度がながく続き、底に小さな重みがあるので、飲んでいる途中で押してずれてしまうこともありません。 釉薬がていねいに焼かれたものは、内側がなめらかで洗いやすく、ぬめりも残りにくい。
私たちが選ぶときに見ているのは、釉薬の質と、内側のなめらかさ、底面の重み。 信楽や益子の小さな窯のものを並べると、台所のすみが、すこしうつくしくなります。
水を換える、というちいさな日々の所作も、 陶器の皿だと、なんだか気持ちがいい。
その台所のすみを、器だけでなく、 木や漆喰のところからつくってみたくなったら。